某埼玉開催ライブのnoteについて思ったこと

あのライブの参加者として、あの作品のファンとして、一個人の感想です。

 

 

・件のnoteについて

内容は賛否両論あったと思います。ただ内容より私が一番気になったのが

「文章が口悪すぎて読む気がしない、読ませる気がない、読む価値がない。」
「内容ブーメランじゃん。自分のことを棚にあげるな。」
「他のライブも似たようなもの。なんで私達だけ叩かれるの?」

といったファンの意見です。

 

これらは心の中で思う、鍵アカでツイートする、くらいなら良いと思いますが
他の人の目につく所で発信してしまうと、noteに書かれていた
「ここのファンは自分の都合の悪い事は完全スルーする、自分の事を棚に上げる」
という部分に当てはまってしまい、更に悪い印象を持たれてしまうのではないでしょうか…?

 

確かにあまり気持ちの良い記事ではありませんでしたが、

口汚く言われたから口汚く返すのではなく、自分たちの改善すべき点をきちんと把握して、
その上で意見すべきだったと思います。
もちろんそのように対応されている方もたくさん見かけました。
ただやはり、SNS等はどうしてもキツめの意見や強い言葉が目立ってしまいがちですので
それらを見た他の界隈の方に「また荒れてるな、近寄りたくないな」と思われる材料はしまっておいたほうが良いですよね。

 

「ある事ない事ボロクソ言われて悔しい!」みたいな時こそ、
一旦心を落ち着かせて、情報を整理してから発信したいものです。
悔しくても悲しくても、どちらかが大人にならないと「同じレベルの人同士の喧嘩」と思われてしまいますからね。

 


・ライブについて

ライブの開催についても様々な意見がありましたが、私個人としては有観客で開催してくれてよかったと思っています。
会場内はとても静かで、どこかでたまってお喋りをする人も見当たらず、
前の方の席で筆談で会話されている方々も見かけました。
慣れていないことばかりだろうに、ファンもスタッフもできる最大限の努力をしていたと思います。
「コロナ禍でやるライブなんだから黙ってるのは当たり前」と思われるかもしれませんが、
それでも、やっぱりすごい事ができていると感じました。


ただやはり、noteに書かれていたように「会場外」では今まで通りの風景だな。という印象でした。
とはいえ、あそこまで酷いわけでもなかったよ!と言いたいです。


・マナーを守る人は騒がないから目立たないだけ。実際はたくさんいたはず。

これは本当に声を大にして言いたいです。
私もその中の1人(になれてたらいいな…)として行動していましたし、
以前のイベントよりかなり気を使って参加したのに
「感染対策できていない!マナー悪い!」と言われるのは流石に嫌です。

それに、「感染対策のために1人で参加して、誰とも喋らずまっすぐ帰った人」が目につかないのは
感染対策のために最小限の行動しかしていないから目立たなくて当然なんです。
それを見えないからって「マナー守ってる人全然いなかった!」と叩くのは少し視野が狭いかなと思います。


・マナーを守れない人が悪目立ちするくらいいたのは事実。

私も現地で見て、思ったより集団で行動している人や記念撮影をしている人、
何人かで集まってたまっている人が多いなという印象でした。
「私の見える範囲にだけ固まっているのかもしれない…」とも思いましたが、
フォロワーさんの上げている写真に映り込む集団の多さに現実を突きつけられましたし、
打ち上げに行ったという人も見かけました。その辺りはとても残念です…。

 

そしてライブ後、それらへの批判に対して

「またアンチが騒いでる!」とずれた反論をされている方もいて

さすがに同じファンとして恥ずかしい思いでした。

事実を認めず反論して荒れさせるのは、一周回ってアンチと何も変わらないのではないでしょうか?

 

また、「あの辺は普段からあれくらい人が多い」という意見も見かけましたが、
それでも

「コロナ禍のこんな時に集団でいたらそのコミュニティがどう思われるか」

は考えてそれぞれ行動したほうが良かったんじゃないかと思います。

 

特に痛バを持って行った人は、会場近辺から出たら「そのジャンルのファン代表」にもなり得ます。
「●●の痛バの人達がうるさかった。やばい。」と言われるより
「●●の痛バの人達が誰も一言も発してなかった。すごい。」と言われた方が良いですよね。
(一言も発さない、は現実問題難しいと思いますがあくまで例として…)

 

これは極端な意見かもしれませんが、どうしても何しても叩かれやすい昨今、
「友達と待ち合わせくらいは仕方ないよね」と甘めに判断するよりも
「誰とも会わず誰とも話さずまっすぐ帰るのが基本」くらい厳しめな空気のほうが
もしかしたら良かったのでは…と今では思います。

 


・運営の対応について

こちらも座席間隔の件等、色々意見があると思いますが、
運営と会場が決めてGOを出したものなので、あまり口出しはできないなと思っています。

 

きっとスタッフや演者の方々もライブ前はより一層感染対策に気を使い、ストレスも多かったと思います。
そんなプレッシャーを乗り越えあの舞台に立って、私達ファンに幸せな時間を提供してくれた
その事に本当に感謝をしたいです。

 

「不要不急じゃない」という発言も多少荒れてはしまいましたし、
ファンの中でもどこかモヤモヤした気持ちになられた方もいらっしゃいましたが、
その言葉に救われた人が大勢いたのも事実です。
発言の良し悪しよりも、その発言を受けてどのように行動するか、が大切だと思います。
(「推しが不要不急じゃないって言ってくれたからどんどん遊びに出掛けるぞ!」はさすがに控えてほしいですが…)

 

 

以上です。

 

拙い文章で申し訳ありません。ここまで読んでいただきありがとうございました。

私も改めて自分の行動を振り返り、好きな作品を守るために、
ファンとして恥ずかしくない行動を取って行けたらと思います。